第1話「映画と本とくらやみ祭」 [お祭り映画関連]

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短期集中連載「映画と本とくらやみ祭」(第1話:コラボのきっかけ)

今回、縁あって映画「くらやみ祭の小川さん」と私の著書を、
ご一緒に宣伝させて頂く事になりました。

本を読んで下さった方の中には「なぜ急に映画と?」と
思われる方もいらっしゃると思いますので、簡単な経緯と
この先10月の映画公開までの日々を、絵描きの目線から
緩やかにお伝えしていこうと思います。

著書が刊行し、お祭りも無事に済んだ5月末の事。
映画制作会社のプロデューサーさんから、
一本のお電話を頂きました。
内容は『一緒に宣伝活動をしていきませんか?』と言う
主旨のものでした。

偶然同じ時期に、同じくらやみ祭と言うテーマで、
それぞれの作品を制作していた事は勿論知っていましたが、
映画は規模も勢力も大きい媒体ですから
「イラストとは全く別の世界だなぁ」と、捉えていました。

なのでお電話を頂いた時はびっくりしましたが、理由を伺うと
5月5日にJ:COMさんの生中継に出演させて頂いた時、
主演の六角精児さんに私がお渡しした色紙を、
スタッフの方が見た事がきっかけだったそうです。

(次回に続きます)
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映画と本の展示会を、ふちゅこまーけっとで開催します [お祭り映画関連]

7月の毎週金・土・日の週末(初回は7月5日)に、
府中市内にある「ふちゅこまーけっと」で、10月公開予定の
映画『くらやみ祭の小川さん』とコラボした展示会をさせて頂きます。
映画を題材にした描き下ろしイラストの展示の他に、
著書の販売やサイン会なども予定しています。

よろしくお願い致します。

(イラストは色合いも含め、すべてイメージです)

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バリアフリーマップのチラシにイラストを描きました [府中のお仕事]

市民団体act634府中(アクトムサシ府中)さんと
府中市が共同で行っている「バリアフリーマップ」制作企画。
イベント用のチラシにイラストを描かせて頂きました。

第1枚目のタウンミーティング用チラシは
線を私が、着色をデザイナーの横須賀ヨシユキさんが
手がけました。

2枚目の街歩き用チラシは着色も全て私が手がけ
府中駅前のプラッツ内でもデジタルサイネージ(電光掲示板)でも
宣伝して頂きました。

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(最終回)【くらやみ祭イラスト本・制作絵日記】 [お祭り関連]

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(最終回:これから先の『お祭りの本』)

2019年5月

「くらやみ祭をちゃんと知ってみたい」と言う気持ちから始まって、
次第に「作品を描いてみよう」、「本を作ってみよう」と言う風に
発想が膨らみ、実際に本が出来るまでの
約2年間の制作風景を描き続けてきたこの連載も
ついに最終回。

その間、多くの方々に助けて頂きました。
正直言って、お祭りに関った事がない私が、たった2年ぐらい
調べただけで、お祭りの神髄を知る事は不可能ですし、
知識と言っても付け焼刃的な物しかありません。

それでもこの本が内容も深く、きちんとまとめ上げられた背景には、
くらやみ祭に40~50年以上と、長きに渡ってご奉仕されてきた方々が、
惜しみなくご自身が得た経験や、知恵を伝えて下さったからです。
私はそのお話を理解して、裏付けをきちんと取って、
描いて、まとめ上げただけ。

なのでご協力いただきました多くの方々に感謝するとともに、
これから先もまだまだ自分の足や目を使って、お祭りを調べ続けて
行こうと思っています。

本が完成したのも、初版が完売したのも
皆さまの一冊一冊のご協力のお陰です。
また最後まで制作絵日記をお読みいただきました事も、
併せて感謝いたします。
ありがとうございました。

お祭りを調べて本にする過程で、何度も
「お祭りが好きな人は、どの方も親切で面倒見がいいな」と言う
印象を受けました。
これから先もそんな人たちの魅力的な一面を探し続けると共に
まだ知らないお祭りの歴史や事柄を確認しながら、
新たな作品を描けたら、と願っています。

『1000年以上つづく例大祭 くらやみ祭ってナンだ?』の
制作絵日記は(制作が終了した関係で)一旦終了しますが
引き続き活動は続けて行きますので、どうぞよろしくお願い致します。


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⑱【くらやみ祭イラスト本・制作絵日記】 [お祭り関連]

(その18:怒涛の宣伝活動とその理由)(販促)

2019年4月~5月

本が無事刊行されました。
でも今度はその事をきちんと伝えないと、誰にも気付いてもらえません。
そこで発売からお祭りまでの1か月弱の間、私や出版社の方々は
あちこちで販促活動を行いました。

出版社の方はプレスリリース用の本を各報道機関などに
献本したり、書店さんと連携してイベントを企画したり、
私自身も今までのお仕事を通じて知り合った、報道関係の方などに
ご連絡を差し上げるなどして宣伝に励みました。

ただ、こうした活動が全て功を成すかと言うと、そうではなく
スルーされる事も多いのですが、中には出版の情報を聞いて
先方から連絡して下さるメディアもいました。
どんな宣伝(販促活動)が展開できるかは、まさに
その時々のタイミングと言うか、運もあるかと思います。

今回の本の場合は結果的に、以下のメディアやイベントに
登場させて頂けました。(敬称略)

①読売新聞・多摩版
②東京新聞・多摩版
③ラジオフチューズ・30分特番ゲスト出演
④ラジオフチューズ・小野館長とのお祭り対談(計5回の特番)
⑤広報ふちゅう
⑥府中市HP(小中学校贈呈式の様子を掲載)
⑦J:COM(4/30)特集番組
⑧J:COM(5/3)デイリーニュース
⑨J:COM(5/5)お祭り生中継ゲスト出演
⑩ふちゅこまーけっとでの展示&サイン会
⑪くまざわ書店桜ヶ丘店でトークショー&サイン会
⑫しごとバー府中「イラストで本作りナイト」出演
⑬webサイト・調布経済新聞

今から振り返ってみても「よくこれだけ、1か月弱の間に
あちこち企画して動けた」と思えるような密度だし
協力して下さった方や機関、一つ一つが有難いです。

イラストレーターは本来、余り表に出る職業ではないので、
正直言うと人前で話したり、写真が出るのは苦手なのですが
今回積極的に活動していた理由はふたつあります。

ひとつは前述しましたが、出版社に負担をかけないため。
もうひとつは、実はここ数年、本や絵本を出版する友人たちの活動を、
ずっと観察していた事でした。彼(彼女)らは、本を出すと
サイン会やトークショーや展示会など、非常に多くのイベントを行い
更にサインもイラスト入りでとても丁寧に描いていました。
その姿を見ていたら「作家は本を出したら終わりじゃなくて
その本を大事に育てて行かなくては、いけないんじゃないか」と
気付きました。

こうした色々な想いもあって、積極的に表に出て動き回って
いたのですが、その甲斐あってか、お祭りが終わる頃には
道を歩いていると多くの方から「TVに出ていた人だ」とか
「広報ふちゅう見たよ」と、お声をかけて頂く機会が増えました。

特に5月5日に俳優の六角精児さんと一緒に、
ゲスト出演させて頂いたJ:COMの放送が流れた後は、
書店から一気に本がなくなるなど、予想できない動きが生じました。
加えてお祭りの間は、各町内の会所で本の事が話題に
上がっていたと伺いました。口コミの力はメディア以上に強力でした。

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(J:COM生中継風景)

こうしてお祭りが終了する頃には「本が足りなくなるかもしれない」と言う
状況になり、有難い事に早くも重版が決定しました。


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(ラジオフチューズへの出演)

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(ふちゅこまーけっとでの展示販売会)

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(府中観光協会様による市内小中学校への贈呈式風景)

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(しごとバー府中の広告)

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(くまざわ書店さんでのイベント風景)

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(読売新聞掲載記事)


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⑰【くらやみ祭イラスト本・制作絵日記】 [お祭り関連]

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(その17:お祭りのイラスト本、ついに発売!)(販促編1)

2019年4月

2017年にお祭りを見て「作品を描いてみたいな」と思い立った日から
約2年の月日を経た、2019年4月11日。
とうとう本が完成しました。
その間、沢山のお祭り関係の方々に助けて頂いただけに
「本が出来て、本当に良かった」と、しみじみ思いました。
これで親切にして下さった人たちの気持ちに、報いる事が出来ると
ひとまず安心。

本が書店さんに大きく設置されているのを見た時は
「頭の中に描いていた事柄を、無事に形に出来たなぁ」と
感無量でした。

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ただ私自身はこの本を作るにあたって、2つの大きなプレッシャーを
抱えていました。ひとつ目は、本がちゃんと出来るかどうか。
もうひとつは、私の企画を信じて本を作ってくれた出版社の方が
損をしませんように…と言う想いでした。
前者がお祭り関係の方々に対する義理なら
後者は出版社の方々に対する義理。
しかも立ち上げたばかりの出版さんだし、本の制作には
経費が掛かっているだけに、けっこう責任感じます。

なので本が完成して「ひとまず安心」はしても、今度は「販売促進」と言う
今までとは全く違うタイプの作業が待ち受けていました。

ちなみに「本は3月か、遅くとも4月のお祭り前に発売する」と言う提案は
私自身が決めて、出版社の方もそれに賛同してくれました。
府中の人がお祭り関係で集まったり、盛り上がるのは概ね2月頃から。
徐々に機運が高まり、祭り当日がピークではないかと考えたからです。

そうなると発売日からお祭り終了までの1か月間が、販促のピーク。
その間に集中的に色々な宣伝やイベントを行って、
お祭りの勢いと共に走り抜けよう、と考えていました。

とは言え、この時点ではまだ宣伝もイベントも具体的に
何をするか、2~3つぐらいしか決まっていませんでした。
しかし本が発売されると同時に、色々な物が一気に動き出しました。


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⑯【くらやみ祭イラスト本・制作絵日記】 [お祭り関連]

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(その16:入稿終了と思ったが、編集作業はまだ続く)(編集編)

2019年2月~3月。

前回(2019年1月末)に「無事入稿終了!」と言う記事を書き
「これからは販売に向けて動きます」と宣言をしましたが、
実はそれはとんだ勘違いで、まだまだ(実際には販売日ギリギリまで)
机に座って原稿と向かい合う作業が続きました。

それはなぜか、と言うと…

私は本職がイラストレーターなので、イラストの場合は
絵を出版社に手渡したら(入稿したら)それで終了だったからです。
なのでその感覚で、うっかり終わったつもりでいたのですが、
今回は文章もすべて担当しているので、作家としての作業が
引き続き出て来ました。
それは入稿した絵と文章が正しいかどうかを、何度も読み返して
校正しつつ、わかりやすい言葉に編集し直していくと言う、
気が遠くなる様な作業でした。

この編集作業、単に誤字や脱字の「間違い探し」だけではなく
実際はもう少し複雑でした。
その上、今回担当して下さった編集者さんは、全くお祭りを
知らない方でした。お祭りを見た事も、聞いた事もない、そんな
まっさらな知識の方が、原稿を読んだらどうなるか…
当然ながら「御本社って何ですか?」とか「潮盛講とは?」
と言うように、私が生半可に当たり前だと思っていた言葉が
担当さんの元では全てが疑問と化して、返ってきました。

その問いかけに、ひとつひとつわかりやすく説明するためには
私自身もきちんと情報を精査し、理解する必要がありました。
同時に編集の方も、ひとつひとつの単語や、一行ごとの文章を
きちんと咀嚼して理解しながら、誰が見てもわかりやすい言葉に
置き換えていきました。

この細かい作業、当然ながら時間がいくらあっても足りません。
連日、何度も何度も編集の方からの「この意味は?」と言う
やり取りを電話で繰り返す事、約2か月。
印刷所への「本格的な入稿日」ギリギリまで作業はかかり、
最後の方はさすがに「間に合うだろうか!?」と言う焦りも出ました。

やっと「本当の」入稿が済んだ時、気が付くと季節はもう
3月末になっていました。
本の発売予定日が2週間後に迫っていました。

(イラストは山車のイメージ図です)

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くらやみ祭のイラスト本、刊行のお知らせ [お祭り関連]

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こちらのサイトで連載してきた
【くらやみ祭イラストガイド(仮)制作絵日記】、
様々な紆余曲折を経て、出版までの長い道のりを
描いてきましたが、ご紹介した作品が
2019年4月12日に遊泳舎さんから
『1000年以上つづく例大祭 くらやみ祭ってナンだ?』
と言うタイトルで出版されました。

本は観光協会、府中書房、中久本店、郷土の森ミュージアムショップ、
府中観光物産館、啓文堂府中店、くまざわ書店桜ヶ丘店 他各所で
販売されています。またamazonでも取り扱っています。(敬称略)

今まで15話分の連載を読んで下さった皆様には
改めて感謝いたします。この先は「制作」ではなく
実際の刊行にまつわる情報や詳細をお伝えしていきたく思います。
よろしくお願い致します。

遊泳舎ホームページ
http://yueisha.net/

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