第4話『映画と本とくらやみ祭』 [お祭り映画関連]

JCOM生中継20190505.jpg

「映画と本とくらやみ祭」(第4話:六角さんとの生中継。映画と本が出会う時)

2018年9月に映画のロケを見学してから約半年間、
ほとんど執筆のために家に籠っていたので、再び映画の話を
耳にしたのは、本が発売された翌2019年の4月半ば頃でした。

毎年くらやみ祭の生中継を行っているJ:COMさんから
今年の中継では、映画と本を取り上げたいと言うお話を頂きました。
その際に「主演の六角精児さんをお招きする予定なので、番組内で
共演するかもしれない」とも言われました。

とてもありがたいお話ですが…しかし六角さんとは一体全体
どんな話すればいいんだろう?本の事は語れるけれど、
映画の事はこの時点では、ほとんど何も知りませんでした。
ロケは見学したけれど、出演したわけではないから
詳細は分からないし…。

と悩んでいた矢先、折よく映画の関係者等を対象にした
試写会が開催され「TVの生中継で共演する時に、
話が合わないと困る」という理由から、急きょ、その試写会に
私も参加させて頂く事になりました。

大きな映画館のスクリーンに流れた映像を見て感じたのは
「映画は完成すると、やっぱり大迫力で格好いいな」と言う想いでした。
こうして5月5日本番の生中継で、六角さんにお会いした際も
「映画、面白かったです」と、無事にお話をする事が出来ました。

ここが初めて、映画と本と言う別々の作品が交差した瞬間でした。

しかし、いくら同じお祭りをテーマにしているとは言え
映画と本と言う、全く規模も表現方法も違う作品が出会う事は
こうした中継でもない限り、もうないだろうな…と漠然と考えていました。
けれどこの時、J:COMスタッフさんが機転を利かせて「試写で見た
映画の内容をイラストで描いたら、話が弾んでいいんじゃない?」と
提案してくれた事がきっかけで描いた色紙が、その後の流れを
変える事になりました。(つづく)


追伸
余談ですが、生中継の際に私が出演する時間は当初10分足らずでした。
が、しかし。司会進行の都合で、CMの間に退出するタイミングを逃したため、
次のCMまで(少し延長して)そのまま居続ける事になりました。
TVでは流れないCMの間も、六角さんは本の内容について
「こうしてイラストで描かれていると、わかりやすくていいですよねぇ」と
ずっと優しく気さくに話しかけて下さっていました。

期せずして「TVには映らない素の時間」をスタジオで過ごした事で
「六角さんていい人なんだなぁ」と言う事を、しみじみと知るきっかけになりました。

(写真は出版社の担当さんがTV画面を見て撮って下さった物です)


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